読書記録ノートの書き方・作り方【3つのポイントを解説】

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こんにちは、mioです。

読書をするとき何冊も読んでいるけど内容がしっかり思い出せなかったり、自分の身になっていないと感じる人は多いです。せっかく時間をかけて読んでいるのにこれだとコスパが悪いですよね。

ということで今回は「読書記録ノートの書き方・作り方」について解説していきます。この記事を読めば、今までより本から吸収する内容が濃くなり実生活でも活用できるようになります。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の信憑性

・年間読書量600冊突破
・読書ノート1000項目作成

それではいってみましょう!

読書ノートを作ることのメリット

読書ノートは自分が読んだ本についてまとめて記録するだけという認識をされがちで効果があると考えている人は少ないです。

しかし読書ノートを作成したときとしないときの差はかなり大きいです。
具体的に見てみましょう。

  • カラーバス効果が働く(知識吸収量が上がる)
  • アウトプットすることで吸収率がアップ
  • 重要な箇所を効率よく吸収できる

上記の通り。
読書ノートは記録という役割があるだけでなく、知識の吸収量を上げてくれる効果もあります。

以降で詳しく見ていきましょう。

①:カラーバス効果が働く(知識吸収量が上がる)

カラーバス効果というものをご存じですか?知らない方のために詳しく説明すると下記の通り。

カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。


つまりは意識すること普段よりも多くの情報を吸収することができるというわけです。

読書ノートを取ろうと考えながら読んでいるときはどんなことを意識していますか?できる限り学びの多い部分を抜き出そうと考えますよね。

何も考えずに読む時はノートを取ろうとは思っていないので「いい内容だったな〜」という感想を抱くところで終わってしまいます。

つまり読書ノートを取ると決めて本を読むと普段よりも多くの内容を吸収できるわけです。

②:アウトプットすることで吸収率がアップ

読書という行為は基本的にインプットですよね。本に書いてある内容を読み取って解釈して自分のものにしていくわけです。

ただ吸収率という観点からすると、インプットはアウトプットとセットにすることによって初めて自分のものになります。むしろ知識の定着率を考えるとアウトプットのほうが効果が大きかったりします。

読書ノートを作るということは本で読んだ内容をまとめることなので「アウトプット」ということになります。本を読むとき多くのひとは読みっぱなしで終わってしまいますがアウトプットを一緒にやることによって内容を長期的に覚えておくことにもつながります。

読書ノートを作ると知識がより自分のものになりやすいというわけですね。

③:重要な箇所を効率よく吸収できる

読書ノートを作成するということは自分なりに重要だと思ったポイントをまとめるということです。

基本的に知識を自分のものにするときは何度もその情報に触れることが大切です。しかし本の中で重要なポイントがあったとしてもそのページを毎回探すのは効率が悪いですよね。

読書ノートにまとめてあれば自分が重要だと思ったポイントだけが書かれているので手間がかからず何度も見返すことができます。

効率よく重要なポイントを吸収したいと思ったら読書ノートはオススメですよ。

読書ノートの書き方・作り方

ここまでは読書ノートを作成することのメリットについて触れてきました。本の内容をより効率よく吸収したいと思ったら読書ノートはかなりオススメです。

とはいっても一般的に言われている読書ノートはかなりめんどくさいです。本のタイトルから自分がもっと深く知りたいポイントまで多くの項目を毎回書き込まないといけません。

正直イヤですよね。本を読むのでさえ時間がかかるのに読書ノートを作るのにも1時間とかかかってたらそれこそ継続できません。

なのでここからはぼくが実際にやっていたシンプルでカンタンにできる読書ノートの作り方を解説していきます。1冊5分〜10分もあればできるのでぜひ試してみてくださいね。

自分の身にならないと意味がないです

まずは前提の確認からです。本を読む理由はおそらくレベルアップしたいから、幅広い知識を身につけたいからだと思います。

そのために僕たちがやるべきことは2つです。

  • 自分に必要な部分を抜き出す
  • その知識を現実でも実践する

上記の通り。
この2つができて初めて自分のものになります。どんなに長々と読書ノートを作成してもそれが自分のレベルアップに結びついてないと全く意味のない時間になってしまいます。

逆に言うと、この2つさえおさえられていれば時間を掛ける必要もないというわけです。

読書ノートの作成法

では、具体的にどのように読書ノートを作成していくか解説していきます。先程も解説したとおり、重要なのは2点だけです。

読書ノートを作成するときも同様で項目としては3つ。

①:タイトル
②:重要だと感じたポイント(学びのあったポイント)
③:具体的行動

上記の通りです。詳しく見ていきましょう。

①:タイトル

文字通りタイトルです。読んだ本の名称を書いておきましょう。どんな本の内容なのか把握できないと再び本を全体的に読んでみようというときに苦労することになります。

+αでいつ読んだかも書いておくといいかもですね。どれくらいのときの自分が読んだものなのかわかると当時の考えと今の考えで違うことが判明したりします。

②:重要だと感じたポイント(学びのあったポイント)

ここが先程解説した「自分に必要な部分」です。本を読んでいて学びがあったと感じたポイントや、重要だと思った部分を書き出しましょう。

単語でも箇条書きでもいいです。大切なのは自分があとで見返してわかるかなのでムダに全文抜き出したりしなくてOKです。

ちなみにぼくは本を読んでいるときに集中を途切れさせたくないので「赤のボールペン」で線を引いています。読み終わったら赤線が引いてあるポイントをノートに書き出す感じです。

③:具体的行動

②で自分にとって重要だと思ったポイントを抜き出しましたよね。知識を得たら次にやることは実践です。

実際に使うことでしか知識は身につきません。本を読んでタメになったなと感じて終わりだと現実はなにも変わらないので行動に移しましょう。

そのために行動リストを作成します。自分が重要だと思ったポイントを実際に現実で試せるレベルにまで落とし込みましょう。

「朝起きるためには生活リズムが大切」と書いてあったら自分の生活リズムを整えるための行動を書き出しましょう。例えば「寝る1時間前にはスマホをやめる」などです。

次に自分がやるべき行動まで書き出したら読書ノートは完了です。

ここまで書いてもおそらく5〜10分しかかからない上にノートの1ページも使い切ってないはずです。カンタンでシンプルですよね。

オススメのノート3選

正直なところノートはなんでもいいんですが、読書ノートを作成するのを機に新しいノートを買いたいという方は下記のものを使ってみるといいかもです。

①:マークス READING EDiT 本読むエディット

本好きのための読書ノートということもあってかなりおしゃれに読書の記録が取れるようになっています。

ブックジャーナルページでは本の情報や感想、印象に残った言葉などを記録できます。これから読んだ本をおしゃれに記録して管理したいという方にオススメです。

②:ムーミン100冊読書ノート

このノートでは読み終えた感想・好きな登場人物・心に残ったセリフ・気に入ったシーン・読み始めたきっかけなどが記録でき、初心者にオススメです。

記録できる本は全部で100冊で子供の読書ノートとしても使われるものなので機能はシンプルです。

③:ナカバヤシ ロジカルノート B5 B罫

皆さん馴染みがあるものだと思います。これに関しては読書用のノートではないですがぼくが1番オススメするのはこれです笑

正直なところ最低限書ければ問題ないので結局使うノートはこれになっています。

扱いやすくて好きに記述できるので、特にこだわりが無ければこのノートが1番オススメです。

+α:読書ノート作成がうまくなる本

読書してもうまく重要なポイントが抜け出せない、どうやって行動につなげたらいいのかわからないという方もいると思うのでぼくが実際に読んで参考になった本を2冊紹介します。

余裕があったら読んでみるといいかもです。

最後に:めんどくさい読書ノートは続かない

さて今回は「読書記録ノートの書き方・作り方」について解説しました。
重要なのはシンプルで時間をかけずにできるということです。

実際ぼくも1時間程度かけて読書ノートを作っていたことがありましたが全く続きませんでした。継続するときは簡単にできることでないとなかなか難しいです。

本の重要箇所は全体の数%だと言われています。つまりはその部分を抜きだして次の自分の行動につなげられればOKなわけです。

できる限りカンタンにして継続していて楽しい読書ノートを作りましょう!

今回はこれで以上になります。それでは!