シングルタスクが必須な話【マルチタスクを卒業】
こんにちは、mioです。
あなたは普段どのように作業していますか?通知の多い現代では1つのことに集中するのはカンタンではないですね。集中力は生産性との関わりが大きいので集中が低い状態で作業しているとそれだけで人生の時間がすり減っていきます。
人生において時間は最重要資源です。お金はいくらでも増やせても時間だけは誰にでも平等に与えられた減っていくのみのものです。どうせなら有効に使いたいですよね。
ということで今回は「シングルタスクが必須な話」というテーマで解説していきます。この記事を読んでもらいたいのが下記の方。
- 1つのことに集中したい
- 自分の時間を好きなことに使えるようになりたい
ぜひ参考にしてみてください。
それではいってみましょう!
シングルタスクが必須な話
シングルタスクはカンタンに言うと「1つのことだけに集中して取り組む」ということ。誘惑の多い現代では1つだけに集中するのは困難です。そのため多くのひとは集中力を散漫にしながら複数のことに取り組むという状況になっているわけですね。
しかしシングルタスクは必須です。
以下で詳しくみていきましょう。
マルチタスクの危険性
シングルタスクの対義語としてマルチタスクというものがあります。最近は有名なので知っている人も多いかもしれませんね。マルチタスクは複数のことに同時に取り組むということ。
一時期はマルチタスクをすることで効率をあげられるという考え方もありましたが現在の事実として下記。
正直なところ、マルチタスクは全く効率を上げません。むしろ何をするにしても効率を下げる可能性があります。
僕たちは1つのことだけに集中するのが自然な環境にはいません。テレビを見ながらスマホをいじったり、BGMを流しながら勉強したりというのが当たり前の環境ですよね。
だからこそこのマルチタスクには気をつける必要があります。
マルチタスクについては下記の記事で詳しく解説しているので興味があれば見てみてください!
» 参考:マルチタスクは危険です…【NG】
1点集中型の人間が強い
現代においてマルチタスク型の人間、つまり複数のことを同時にやることができる人間にはあまり価値が置かれません。それは裏にこんな理由があるから。
人間の性質上、複数のことを同時にやろうとすると1つ1つの質は下がります。これからは粗いけど多くのことを同時にこなせる人間には価値が置かれません。
それよりも重視されるのはいかに1つのことにコミットしているかということ。当然の流れですがAIが発達すればこれまでマルチタスクでこなしていた程度の作業は自動化されます。
自動化されればそこに人を配置する必要もなくなるので価値は薄くなりますね。その一方で1つのことにコミットしてあなたにしかできないことをすればそれは自動化ができないので当然価値は高いです。
1点集中で何かをするのは生産性が高いだけでなくその物事に対して深い知識を身につけることにもつながるので間違いなく必須です。
シングルタスク2つのポイント
さてここまではシングルタスクがオススメな理由をお話してきました。では具体的にどのように行うのかいくつかポイントがあります。それが下記。
- 環境整理
- スケジューリング
まずはこの2つのポイントを意識するといいかもです。
以下で詳しくみていきます。
環境を整える
シングルタスクをするときに注意するべきなのが周りの環境です。シングルタスクの肝は「集中」なのでまずは環境がある程度整っていないとやろうと思ってもできないことになります。
具体的にどんな環境なのか下記のとおりです。
シングルタスクをしようと思ったら外部に影響を受けづらい環境を設定しましょう。もしシングルタスクをしようと思っているのに何度も周りから話しかけられたり、スマホの通知が頻繁に来たりしたら間違いなく集中はムリですね。
集中状態に入るのにもエネルギーを使うので周りに集中を乱され続けていたらそれだけで脳が疲弊して肝心のタスクに力を注げなくなります。
なのでまずは干渉の少ない環境を作りましょう。
具体的な行動としては下記です。
- ヘッドホン(イヤホン)を耳につける
- スマホの通知をOFFにする
このあたりを抑えておけば環境としてはかなり集中しやすくなります。
全部書きだしておく
シングルタスクをするときに大切なのが1つのことに没頭すること。よく周りのことを忘れて没頭するなんて言いますがこの状態がシングルタスクをする上では理想です。
そして没頭するためにはアタマの中のメモリをすべて1つのタスクに向けなければなりません。これがシングルタスクをする上でも難しいことの1つです。
例えばですが僕たちは本当に1つのことだけを考えてることは少ないです。スマホを眺めてるにしてもいろんなことを考えています。
- 今日の夕食
- 明日の予定
- ふと思い出した人と会う約束
上記の通り。実際にはもっといろんなことを考えています。情報にあふれている現代ではいろんなところに考えが派生しやすいのでこのようなことになります。
シングルタスクはこれらのささいな考え事、思いつきも排除しないといけません。実際は没頭してれば他の思考は入ってこないんですけどね。
そしてこのアタマを空っぽにした状態にするために下記のことが重要になります。
どんなにささいなことでもノートだったりメモに書き出してしまいましょう。頭の中のモヤモヤを一旦外に出してしまわないと結果として引きずることになりシングルタスクができません。
あとで〇〇さんに連絡しようだったり、帰りに書店に寄ろうくらいのころであってもそれを頭で記憶しておこうとするとそれだけで負担になり脳がフル活用できないです。
ポイントはすべて書き出してしまうことですね。どんなに小さなことでもとりあえず書き留めてタスクに取り組む時は一度忘れましょう。
日常から慣れておきましょう
シングルタスクを習慣化して身につけるには日頃から慣れておくとラクになります。シングルタスクへの第一歩としてまずはマルチタスクをなくしていきましょう。
日常におけるマルチタスクが下記の通り。
- スマホを片手にテレビを眺める
- YouTubeを開きながら読書する
これらのことは割と無意識でやっていたりします。それだけマルチタスクが根付いているということでもありますが徐々になくしていきましょう。
ポイントは意識を分散しないこと。スマホを使うときはスマホだけに、テレビを見るときはテレビだけにといった感じで1つのことを終えてから次のことをするイメージです。
日常からシングルタスクの状態を作れていれば実際に集中状態に入りやすくなるのでぜひ意識してみてください。
最後に:シングルタスクをしている人は少ない
さて今回は「シングルタスクが必須な話」というテーマで解説しました。これからの時代シングルタスクをすることで全く違った分岐を歩むことができます。
事実として本当の意味でのシングルタスクをできている人は少ないです。タスクに取り組みながらも別のことに意識が行っていたり、悩みに取りつかれてたりで没頭状態まで到達するのはなかなか困難です。
そんな中であなたがシングルタスクを日々で実践できれば間違いなく1つ抜き出た存在になれます。シングルタスクができる=生産性が高いですからね。
日常の誘惑に負けずぜひシングルタスクを習慣化してみてくださいね。
それでは!