「プロトタイプ思考」について解説してみた。

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こんにちは、タクミです。

あなたは普段このようなことってあったりしますか?

  • うまくいくかわからなくて行動できない
  • 先が見えなくて作業が進まない

これらのことって、ある1つの考え方がもとになっています。実際に僕も行動に踏み切れず、成長している実感が全くない時期ありました。

今回は、「プロトタイプ思考」と称してガンガン行動に踏み切れるようになる思考法を解説していきます。

それではいってみましょう!

【事実】とりあえずやってみればなんとかなる

ここから実際に「プロトタイプ思考」について解説していきます。

最初に結論から言うと、

まずはやってみる。

これが最重要エッセンスになります。ここだけ切り取ると巷でもよく言われていることなので深掘りしていきます。

行動に踏み切れない2つの理由

行動に踏み切れないときって2つ理由があると思っています。
具体的には下記の通り。

  1. 失敗するのが怖い
  2. 質の高いものしか許容できない

順に解説していきます。

1. 失敗するのが怖い

人間であれば誰でも恐怖心はあるので、これは一種しょうがないものでもあります。ただ、それじゃあ全く解説になってないので、ここでは「失敗」の捉え方について説明します。

具体的には下記の通り。

・一般の方
「うわ、失敗した、、、」
「やっぱり俺はダメなんだ、、、」
→もう挑戦するのはやめよう

・ぼくの考え方
「お、失敗したか。」
「どこがダメだったんだろう?」
→改善点を見つけて解決策を2.3個出す→次の機会で試す

一番の違いは失敗が自分の才能によるものだと思っていない点です。

「多くの人は才能がないからうまくいかないんだ」と考えてしまうのですが、全く違います。足りていないのは経験値です。

これまでに経験してきた量が少ないから失敗してしまうだけです。

これは本当にそのとおりで、一流の人ほどその功績に目がいって認識されていないのですが、めちゃくちゃ失敗経験があります。

人の何倍も失敗の経験を積んできたからこそどうすればいいのかわかっている
→どんどん成功する

ということです。

要するに才能なんてこの段階じゃほとんど関係ないです。それよりも「経験値」のほうが成功の大きな要因になります。

簡単にまとめておくと

行動すればするだけどんどんうまくいくようになる
→日々、経験値を貯めることに集中

上記を意識してみてください。

2. 質の高いものしか許容できない

これは少し分かりづらいので、具体例から入ります。

意識だけ一流のテニス部員Aくん

Aくん「この練習は効率が悪すぎて、やりたくない」
   「今日は全てのプランを行うだけの時間がないからやめておこう」

→結果、地区予選一回戦目で敗退

上記の感じです。

ポイントは、「質の高いこと」だけをやろうとして行動するまでに至らないという点です。当然、行動しないので実力も上がらず結果、地区予選敗退です。

Aくん自身は質の高いことだけをやっていれば、うまくなると考えていたようです。しかし、現実問題として常にベストコンディションで入れる人って少ないですよね。

それよりかは、質を落としてでも数を増やすことで対策したほうがコスパがいいです。

たとえ、一週間にベストコンディションでない日が3日あったとしてもその日は50%程度の力で練習したらもっとうまくなると思いませんか?

【結論】とりあえず取りくんでみればうまくなる

ここまで2つのポイントについて見てきました。
出た結論が下記。

  1. 失敗は経験値を上げるためのもの
  2. 数<質ではない

まとめると、

「経験値を上げるためにガンガン行動して失敗すれば、自然と成長する」

ということになります。

これが「プロトタイプ思考」になります。
仮説検証して、改善していけば間違いなく成長しますよね。

完璧主義の人は特に効果大

この「プロトタイプ思考」なんですが、特に完璧主義の人にはかなり有効的です。

ぼくを含めて完璧主義の人はどうしてもカンペキになってから物事に取り組むということが多いです。もちろんそれでうまくいくケースもあります。

ただ、考える要素が膨大な事だとカンペキになってから取り組むのはほぼ不可能です。

あちこち考えているだけで終わります。

質の高いものにしたいという思いがあるので、中途半端ならやりたくないとなってしまうんですが、そこはぐっとこらえて「プロトタイプ思考」に変換してみてください。

具体的には下記です。

完璧主義
・いろいろな要素を検討して最大限まで考える
→カンペキなアウトプットを出す

プロトタイプ思考
・とりあえず60%程度の質でアウトプットしてみる
→改善点発見。解決策を考える
→80%の質になる
→改善点発見。解決策を考える
→90%の質に(etc…

プロセス的には「プロトタイプ思考」を用いたほうが多いですがスピード感はこっちのほうが速いです。一回で全部をこなそうとすると、考える時間だけで圧倒的に使ってしまいます。

さらに一回アウトプットを出すことで明確な改善点がわかるので、効率的に進めることができますよね。

【幻想】失敗した=才能ないはウソですよ

先程も少し解説したのですが、あまり腑に落ちないかと思ったのでもう一度才能について話していきます。

繰り返しですが、失敗と才能は関係ないです。ぼくもいろいろと失敗してきてます。

具体的には下記。

  • 起きるのが苦手で休みの日は15時起き
  • 部活動でエースとして出るも地区予選敗退
  • 面接で何を言うかまとまらず沈黙、、、。

これらのことはほんの一部です。何倍もの失敗をしてきました。そして、失敗の度に改善点を見つけて成長してきました。才能の話で言ったら天才とは程遠いと思います。

逆の視点で考えてもらいたいんですが、生後4ヶ月で東大に受かることってありますか?おそらくですが無理ですよね。素の状態で東大に受かることができる人なんていないんです。いろんな経験を積んで、それぞれ結果を出していくんです。

失敗した=才能がないはウソ

これが今回一番おさえてほしいポイントです。失敗したときは単純に経験値が足りなかっただけです。自分を責めないでください。

失敗が何回も続くと自分の才能のせいにしたくなりますが、確率の問題で続くことだってあります。「たまたまうまくいかなかったな」程度に捉えて、ガンガン経験を積み上げましょう!

今回はこれで以上になります。人生を送る上で割と重要な考え方だと思うのでぜひ身に付けてみてください!

それでは!