【共通】学習において重要な3つのこと
こんにちは、タクミです。
突然ですが、みなさんは普段どんなスタイルで「学習」していますか?
学習と言っても幅広いのですが大まかに分けて下記の2つに分かれると思います。
- 暗記主体(インプット主体)の学習スタイル
- 実践主体(アウトプット主体)の学習スタイル
この2つのスタイルがあると思いますが、最速で学習成果を最大化したいなら抑えておくべきポイントがいくつかあります。
- 知識を用いること
- 一定間隔で復習すること
- 目標点を正確に見極めること
上記のとおりです。
今回はこの3つのポイントを深掘りしていこうと思います。
それではいってみましょう!
最速で学習するために必要な3つのこと
繰り返しですが下記のとおりです。
- 知識を用いること
- 一定間隔で復習すること
- 目標点を正確に見極めること
この3つを抑えた学習をすれば基本的には高速で成果を上げることができます。
順番に見ていきます。
知識を用いること
これは簡単に言うとアウトプットです。
最初に身につけた知識を使って問題に取りくんでみる、という感じです。
ただし、注意してもらいたいポイントが1つあります。
カンペキになるまで待たない
上記のとおりです。
多くの方がこのように考えています。
「まだ知識が足りてないから問題を解くには早いかな…」
「知識がない状態でやっても間違えるのは目に見えてるからやらないよ」
しかし、この考え方だといつまでたっても問題に取り組むことがなくどんどん後回しにされていきます。
逆に、「基本的な部分を身に付けたら問題を解いてみる」といった考え方だと利点がいくつかあります。
- 足りてない部分がどこか正確に把握できる
- どの程度の知識が全体で必要かわかる
上記のとおりです。
ミクロな点ではどの分野が苦手だとか、この解き方は毎回間違えるだとか小さな部分の把握ができます。
マクロな点では大まかに必要な知識の量がわかり、それに応じた学習計画を立てることができるようになるのでかなりの効果があります。
一定間隔で復習すること
こちらは簡単に言うとインプットの部分ですね。
「復習する」という言葉は誰でも理解できると思います。
ただ、本当の意味で復習をできている人って割と少ないです。
それは多くの人がこのように考えているためです。
復習=間違えた問題をもう一回解く
確かに間違ってはないんですが、もう一歩踏み込んでみましょう。
そもそも、なぜ復習をするのか。
それって以下のことを達成するためじゃないですか?
- 高得点を取る
- 自らの能力を高める
このような点を考えてみると、おそらく復習の考え方も変わってくるはずです。
つまり、
復習=間違えた問題を何も見ずに解けるようになる
ということです。
先程とは少し違うと思います。
問題をもう一度解くのは大前提で、
どのようにして「解」に至るまでのプロセスを自力で構築できるようにするか
ということが重要になります。
そして、どの程度の頻度で復習するべきかという点についても触れておきます。
基本的には下記のとおりです。
1日〜3日間隔で最低3回はやる
繰り返しですが、
「復習=間違えた問題を何も見ずに解けるようになること」です。
そのためには最低3回は同じ問題を解いて、
「解」までのプロセスを構築することができるようになっているか確認しましょう。
さらにもう一点おさえておくと、
特に苦手な問題や少し苦手な問題など幅があると思うので難易度に応じて復習のタイミングは変えるのもOKです。
例えば、下記です。
・問1の解き方はほとんど大丈夫だけど少し苦手
→3日間隔で復習
・問2の解き方は苦手
→2日間隔で復習
・問3の解き方はかなり苦手
→1日間隔で復習
自分が苦手な問題ほど短いスパンで解くように心がけてみてください。
もちろん、熱意がある方だったら毎日復習するのもGoodですが
時間が限られている方は、最低限上記のようなルールで復習をすれば効果がありますよ、という指標でした。
目標点を正確に見極めること
3つめのポイントが「目標点を正確に見極めること」です。
簡単に説明すると、自分がどのような状態になったら目標を達成できるようになるのかという全体的な計画です。
先程もお話しましたが最終的な目的ってどんなことでしたか?
- 高得点を取ること
- 自らの能力を高めること
上記だったと思います。
この目的を達成するために自分が身に付けるべき要素はなにか考えるということがかなり重要になってきます。
例えば、下記のような人がいます。
・英語で90点を取りたい(現在は70点)Aくん
「英語は単語の暗記をしてれば点を取れるって聞いたからひたすら単語帳を暗記しよう」
結果
単語 15点 (全15点)
文法 15点 (全30点)
長文 45点 (全55点)
得点 80点
少し極端な例ですが、こうなります。
Aくんの敗因は単語帳を暗記することに多くの時間を費やしたことです。
ではどのような人が高い得点を取れるのか、以下のとおりです。
・100点連発のBさん
「今回のテストは、文法が少し多めに出そうだからいつもより文法に割く時間を増やそう。」
結果
単語 15点 (全15点)
文法 30点 (全30点)
長文 55点 (全55点)
得点 100点
こうなります。
大切なのは、戦略を立てられるかどうかです。
・高い点数を取りたいなら
→100点を取るにはどんな要素を身に付ける必要があるか考える
・単語は10P〜15Pの範囲
・文法は20P〜30Pまでをカンペキに
・長文は、授業で扱ったものが出るから和訳をカンペキにしておこう
といった感じです。
どの程度のことが何も見ずにできるようになれば本番でも高い成果を出せるのかを考えて学習すれば無敵です。
見てわかった気にならない
最後にこの点についても解説しておこうと思います。
この記事はあえて「何も見ずに」という言葉を強調してお伝えしてきました。
それは多くの人が、見てわかった気になってしまうからです。
見てわかった気になるとどうなるか、下記のとおりです。
「この文法は知ってるし、あれもわかるな」
(テストでも問題ないだろ…)
→結果、全く解けない。
それだけ、「見てわかる」ことと「実際に何も見ずに解く」ということは違うというわけです。
確かに、教科書をパラパラっとめくって見るとだいたいのことはわかったりします。
ただその感覚でできると思いこんで実戦に臨むと痛い結果になります。
学習する際は「何も見ずに解けるか」というのをひとつの指標にして取りくんでみると間違いなく成果は上がります。
ぜひ、取り入れてみてください。
まとめ
今回は、学習法ということで3つのポイントについて詳しく解説しました。
- 知識を用いること(アウトプット)
- 一定間隔で復習すること(インプット)
- 目標点を正確に見極めること(全体計画)
上記のとおりです。
この3点をおさえていれば、間違いなく成果は出せると思います。
さらに「何も見ずにできるかどうか」をひとつの指標として持つと良いよという話もしました。
これに関しては、僕自身特に気をつけるようにしてます。
読書するにしても、パラパラ―っとページをめくって読むのは簡単ですが、実際にそれが身についているのかどうかはわかりません。
そのために読書ノートを作ったりもしていますが。
基本的には自分の能力を過信しすぎないことですね。
間違いなく身についていると言えるレベルまで努力をして始めて自分の力になると思っています。
ぜひ、みなさんも日々の学習の参考にしてみてください!
それでは!!