どうしたら信頼を得られる?【戦略】
こんにちは、タクミです。
あなたは普段「信頼」に関する悩みを感じることがありますか?信頼は日常の多くの部分で重要な要素となってるのに、あまり意識されません。信頼が重要になる場面は例えば下記です。
- 重要なプロジェクトの枠が1枠しかない
- レベルの高い環境にステップアップする際
重要なシーンで効果を発揮する「信頼」は目には見えません。なので当然自分でコントロールすることは難しいです。ただ、信頼を構築する可能性を上げることは可能です。
今回は、周りから効果的に信頼を得る方法を解説していきます。日常で周りから頼られること、仕事を任せられる機会が少ない方はぜひ参考にしてみてください。
それでは、いってみましょう!
信頼構築には時間がかかる
大前提です。
信頼を構築するには、ある程度時間がかかります。こう言うと、「うわ、めんどくさい…」と思うかもしれませんが、常に気をつける必要はないので安心してください。
なぜ信頼構築には時間がかかるのか。理由は下記です。
- 安定した実績を出せるかどうかが重視されるから
- 実績とは関係ない部分(普段のキャラ)も関係するから
まとめると「長期の目線でみた実績」と「キャラクター」がポイントです。
「キャラクターなんて、仕事と関係ない!」
と思うかもしれませんが、以下の2人のどちらの方に信頼を置きたいと感じますか?
- 仕事の成績はまぁまぁだけど、いつも笑顔で明るい
- 仕事の成績はいいが、無愛想でとっつきにくい
この2人だったら前者の方に信頼を置きたいと感じるはずです。
ここでのポイントが「感じる」ということ。
仕事である以上、重要なのは実績をあげられるかどうかですよね。当然、考えればそれは理解できるのですが、信頼を置きたいと「感じる」のは前者の方になります。
これが人間の難しいところですね。頭ではわかっていても、フィーリングを優先してしまいます。
周りは徹底してやらない
繰り返しですが、信頼構築には時間がかかります。
このことは多くの人が理解していることです。そして、そのことに気づいているからこそ「めんどくさい」と感じ、多くの人はここに力を注ぎません。
なにがいいたいのか。
ということです。
多くの人は目先の結果に執着してしまい、長期的な目線で物事を考えることを徹底していません。
信頼構築=期待値のコントロール
信頼構築というのは、カンタンに言ってしまえば相手の評価を上げることです。相手の評価を上げる方法は下記の通り。
- 相手の期待値を上回る
期待値というワードについて軽く触れておくと、「相手が考える想定値」という認識でいいです。
まだわかりにくいので、具体例をあげます。
新人のAさん
→仕事はできない前提
上司「大した成果は挙げないだろう」
期待値 低い
ベテランのBさん
→仕事ができる前提
上司「成果に大きく貢献するだろう」
期待値 高い
上記のとおりです。
新人はまだ仕事の経験が少ないとわかっているので期待値が低いですが、ベテランは仕事の経験が多いので期待値がある程度高いです。
相手の期待値を上回る
先程解説したように、期待値はある程度相手の中で想定されています。
では、期待値を上回るとはどのようなことなのか。
下記のとおりです。
新人のAさん
→仕事はできない前提
上司「大した成果は挙げないだろう」
期待値 低い
結果:プロジェクトを成功に導くアイデアを出した ←大きな成果
これは期待値を上回ったことになります。
仕事の経験が少なく成果をあげることはないと想定されていたAさんが「成功に導くアイデアを出す」という大きな成果をあげたために評価は大きく上がります。
ポイントは下記です。
予想されていた成果を上回れば評価は上がるし、成果が下回れば評価は下がります。
期待値は相手の中にある
ここでもう少し期待値について深掘りしていきます。期待値とは「相手が考える想定値」だということをお伝えしました。
当たり前だけど重要な点が下記。
期待値は相手が持っているということは、自分本意な行動をしても評価は上がらないということです。
具体的には下記。
「資料を早くまとめること」
Aさんの考え
「資料を時間をかけてもきれいに仕上げる」
結果:評価はさがる
これは相手の本当に求めていることを分析できていなかったために起きたことです。
上司は「資料を早くまとめること」を求めていたのに、Aさんはそれに気づかず「きれいに仕上げること」に注力しました。結果的に評価は上がりませんね。
ここでのポイントは
です。
ここを抑えていないとせっかくの努力も評価には結びつきません。
相手の求めることを見極めるには相手の求めていることをするためには、当然相手の考えを知る必要があります。
では、どのように見極めるのか。下記です。
- 毎回、最優先事項を聞きに行く
単純ですがこれが最短です。
相手がなにを求めているのか聞きましょう。そうすればここに時間を割くことなくスムーズに作業に移れます。
ただ、中には質問されることを嫌う人もいます。そのような人の場合は少し戦略を変えないといけません。
具体的には下記。
- 相手の考え方から推測する
一緒に働いている時間が長ければ、それだけ相手の考え方もわかってきます。
その思考からどのようなことか推測してみましょう。
それでもわからなければ、大体のあたりをつけてやってしまいましょう。
深く考える必要はないです。
プライドは捨てましょう
ここまで、相手から評価を得るためには相手の求めていることを見極める必要があると解説してきました。
そこでもうひとつポイントがあります。
- プライドを捨てる
上記のとおりです。
相手の求めていることに合わせる必要があるので、ときに自分の考えを捨てる必要もあります。
「プライドは捨てたくない」
「自分より能力が低いのに合わせるの?」
と感じるかもしれませんが、評価を上げるという面から見たときにこれは必須です。
日本ではまだまだ成果主義は浸透してないので、どうしても評価を得ることは上に行くためには必要なことです。
「評価を上げるためとはいえ、なかなか気持ちができない」
と感じる方のために、試してもらいたい考え方をひとつシェアします。
それが下記。
- 評価を上げる育成ゲームだと捉える
これに関しては参考程度に捉えておいてください笑
ぼくは、ゲームだと捉えて淡々と相手に沿わせていったら割と抵抗なく進められました。
最後に:自分本位にならない
今回は、信頼構築をテーマに解説してきました。
その中でも重要なのが
- 自分本位にならない
ということ。
自分のやりたいように行動しても、評価は得られません。これは信頼構築に限らず全てにおいて言えます。
大切なのは、自分目線ではなく、他者目線で「なにが必要なのか、なにが求められているのか」を考えることです。
それができるようになれば、間違いなくどこの場所でも成功できます。
ぜひ、日々の生活で意識してみてください!
それでは!