読書することが目的になってませんか?

READING


こんにちは、タクミです。

ぼくは、読書することってめちゃくちゃコスパいいことがわかっているので
月に50冊は読むようにしてます。

あなたも、もしかしたら読書していて日々知識を蓄えているかもしれません。

ただ、日々読書をして習慣化されればされるほど、「どんな目的で読書しているのか」って意識からスポーンと抜け落ちてしまったりします。

今回は、そもそもどんな目的で読書をしているのか思い返すために深掘りをしていきます。

それではいってみましょう!

読書すること自体に価値はないです

読書をするのって下記の目的があってするものだと考えています。

  • より多くの知識を幅広く身に付ける
  • 目的達成のための情報収集

この2点が主に読書をする目的かと思います。

ひとつの文言にまとめるとこうなります。

圧倒的に成長するため

根本的に考えてみると読書って成長のためですよね。
なので、もし読書をしていたとして成長できていないとしたらそれはあまり意味のない行動ということになります。

具体的には下記です。

  • 知的に見えるから本を読む
  • 読み終わった後、なにも覚えていない

いかがでしょうか。
もちろん、読書習慣を身に付けるためのファーストステップとして「漠然としながらもページを開く」というのはOKです。

ただ、圧倒的に成長するという目的から見たらあまり良い行動とは言えませんよね。

「読書をする」が目的=✖

「読書する」ことは手段です。

繰り返しですが、あくまで読書するという習慣が身についていない場合は「読書する」ことが一時的な目的になっても問題ないです。

ただ、圧倒的に成長したいと思っているあなたは「読書する」ことは目的ではなく、手段だということをもう一度意識してみてください。

よく言いますよね。
手段の目的化というやつです。

おそらく読書をはじめた頃ってどんな目的でなんのために読書をするのかっていうことは明確だったと思います。

しかし、習慣化されるとどんどんこの意識は抜け落ちていきます。

読書開始1日目
→「よし、マーケティングを深めたいから関連書籍を読んで具体的な人間心理を勉強するぞ」
目的:具体的な人間心理のデータ蓄積

読書開始1ヶ月目
→「よし、今日もマーケティング関連の本読むか」
目的:マーケティングの本を読む

読書開始2ヶ月目
→「よし、今日も本読むか」
目的:本を読む

大雑把に説明すると上記です。
同じ行動を続けているとその行動をなんのためにしているのか考えることが少なくなります。
結果として時間が経つにつれ「手段」が「目的」に変わっていきます。

いち早く成長するためには、めんどくさいかもですが毎回なんのための行動かというのを振り返るのが最重要です。

読書ノートを作ってみる

なんのための行動か振り返るのが重要とは言ったものの具体的にどうすればいいのかわからないという場合は、「読書ノートを作ってみる」ことをオススメします。

というのも、読書ノートを作れば自分にしっかりと知識が身についているのかというのは最低限確認できるからです。

具体的になにをするかは下記のとおりです。

  1. 本を読む
  2. 大事だと思った箇所を書き出す
  3. なぜ重要か論理的に整理する
  4. 自分の行動に転用する

順番に説明していきます。
(1は省きます)

2. 大事だと思った点を書き出す

読書をしているとおそらく深く心に刺さるポイントというのがいくつか見つかると思います。
それをメモするようにしましょう。
なお、ポイントが1つあります。

・30字以内でメモする

上記です。
なぜ30字以内なのか、理由は以下のとおり。

  • 長文だと結局なにがポイントかわかりづらくなる
  • メモするのがめんどくさくなる

そもそも長文だとなにが言いたいことだったのかわかりづらくなりますよね。
あとで見返した際も、「ん?どういうことだ?」と理解に時間がかかります。

さらに、単純にメモするのがめんどくさいです。
いくつか重要なポイントがある場合、その都度ツラツラと長い文章をメモするのは負担でしかありません。

3. なぜ重要か論理的に整理する

ステップ2で重要ポイントはメモしました。
次はそのポイントがなぜ重要なのか1から説明できるか確認してみましょう。

具体的な例は下記です。

重要ポイント:読書はするべき
 →なぜ?

・コスパがいい自己投資だから
・一流経営者は読書の習慣がある
・どこにいてもできる

という理由から読書はするべき

といった感じです。
論理的に説明することができれば知識は吸収できているということになります。

4. 自分の行動に転用する

さて、知識が吸収できたら次にやることはなんでしょうか?

「行動」ですね。

僕も普段から気をつけていることなんですが、読書して知識を吸収するまではいいんですが、その後の行動に活かせるかどうかって最重要ポイントです。
行動しないと現実は変わらないですからね。

で、具体的にどうするのか。
得た知識をどうにか自分の成長のための行動に落とし込めないか考えてみましょう。

具体的には下記。

得た知識:読書はするべき
    ↓
行動:本を買ってみる

このレベルでいいです。まずは行動に転用できればOKです。

「本買うだけじゃなにも変わらないよ。月30冊は読まないと。」という意見もあると思いますが、そう言って実行できないことは多いです。
(過去に経験あり)

大きな理想を掲げて行動できないよりも小さなレベルでも行動することの方が、価値があるのは間違いないです。

結論:読書すること自体に価値はない

ただ本を読むということに価値はないです。
本を読んで、そこからどんなエッセンスを抽出して行動に転用できるかが最重要です。

習慣化するとどんどん当初の目的って曖昧になります。
ただ、習慣化は必須なのでどうやって「手段の目的化」を防ぐかがポイントでした。

なお、大前提の話ですが「読書しない」のと「目的は漠然としているが読書する」のとでは圧倒的に「読書している」方が強いです。

もし、いまあなたが漠然と読書していたとしても読書をしていることには変わりないです。
その点では間違いなくまわりより1つ上のレベルにいるので誇ってください。

実は・・・知識が身につかない経験アリ

僕自身、なんのために読書しているのか明確でなくて全く身についていない時期がありました。

今回は、同じような状況にある人の意識改善に少しでも役立てばと思いこの記事を書きました。
割とまわりくどい話でしたがどこか役立つ点があったならめちゃくちゃ嬉しいです。

ぜひ、参考にしてみてください!

それでは!!