抽象的思考を鍛えるコツ【応用力UP】

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こんにちはmioです。

日々ノートを使って抽象的思考を鍛えています。
今の時代は抽象的思考力が必須です。

  • 抽象的思考ってなに?
  • どうやって鍛えるの?

上記のような悩みにお答えしていきます。まったくわからないという方も1から解説するのでぜひ参考にしてみてください。

「考えるツール」として吸収しておくと思わぬところで役に立つかもです。

本記事のテーマ

  • 抽象的思考は誰もが経験済です
  • 抽象的思考を鍛えるコツ

上記のテーマを深堀りしていきます。

サクッと理解して「考える力」をレベルアップさせましょう。

抽象的思考は誰もが経験済です

抽象的思考と聞くと少し身構えてしまいますが誰もが経験済です。

まずは用語の意味から見ていきましょう。以下の通り。

いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化して考えるさま。

難しく書いてありますがカンタンに言えば「大ざっぱに捉える」ということです。

  • 犬→動物
  • チーズ→食品
  • コーヒー→飲み物

上記の通り。「抽象化」は大きなグループで捉えることです。

動物の中に「犬」が食品のなかに「チーズ」が飲み物の中に「コーヒー」があるように大ざっぱに捉えることが抽象化です。

抽象化しないと会話が不便

ぼくたちは会話するとき何度も抽象化を行っています。

  • 好きでたまらない感覚→ヤバい
  • スペースグレーのiPhone8→スマホ

このような「簡略化」を使いつつ会話しています。

いちいち「あれ、ぼくのスペースグレーのiPhone8がない…」などというのは言うのも聞くのもめんどくさいですよね。

抽象化することによってカンタンにしているわけです。

「抽象化」=「簡略化」と言い換えてもいいかもしれません。

「抽象化」というワードを聞くと難しく感じますが実際は誰もが日常的に使っている能力なんですね。

抽象化するとレベルアップが倍速に

この抽象化にはもう1つ能力があります。

それが「再現性」です。

日常的にLINEを使っているとある程度、送る文章や言葉も決まってきますよね。これも「抽象化」です。何度もやっていることは自然と「型」ができてきてかかる時間も少なくなっていきます。

2回目に再現できるのは抽象化の特性が関係してます。

ここまでのおさらいをすると「抽象化」の性質は以下の通り。

  • 物事を全体的に大ざっぱに捉える
  • 簡略化する

これはつまりある程度のルールを把握することとも言えます。

ある程度のルールを把握しているので2回目はスムーズに実践することができるんですね。

抽象化が上手い人ほど1回行えば2回目はうまくやることが出来ます。逆に、抽象化が出来ない人は毎回1からのスタートなので時間がかかります。

抽象的思考が得意な人は「応用力」が高い

抽象化の能力はもう1つあります。

それが「一般化」です。

カンタンに言い換えれば「どんな場面でも使えるように加工すること」です。

傘がなくて雨に濡れた
→雨が降るときは傘が必要だ
 →予測をして準備をすることは大切だ

上記の通り。

1つの行動からでも自分のルールが作れるようになります。

抽象化をしないと「雨が降ったとき」のみのルールですが
抽象化をすると「準備全般」に関してのルールになります。

より多くのシーンで役に立つカタチに加工できるようになるのも「抽象化」の能力です。

こうやっていろんなシーンに対応できるルールを蓄積していけばはじめてのときもある程度的を射た行動を取れるようになれます。

つまり「抽象化ができる」=「応用力の利く人間」ということです。

抽象的思考を鍛えるコツ

さてここからは抽象的思考を鍛えるコツについて解説していきます。

ぼくがオススメするものは3つあります。

  • 本を読む
  • ノートを取る
  • ブログを書く

上記の3つです。

以下で詳しく解説していきます。

本を読む

抽象的思考を鍛えるのに「本を読む」のはかなりオススメです。

というのも「本を読む」ことは抽象と具体の繰り返しだからです。

大抵のビジネス本の構造は以下のようになっています。

Point!
  結論(抽象的)→根拠(具体的)

上記の通り。

抽象と具体を何度も行き来します。なので感覚として抽象的思考を身につけやすいんですね。

読んでいるときに気をつけるポイントは1点だけです。

Point!
  読んでいる部分は抽象か具体か

本を読むときは上記のポイントに注意しましょう。ただ漠然と読んでいるだけだと効果が半減です。

抽象的なのか(本質的なのか)、具体的なのか(事例など)を認識しながら読むと抽象的思考を効果的に身に着けられます。

さらに本の理解度もアップするので一石二鳥ですね。

ノートを取る

日々の生活の中でノートを取っている人はほとんどいないです。

自分が1日の中で何を考えてどんな気づきを得たかを記録している人はまれなはず。

ただ「抽象的思考」を鍛えるという点で言えば効果大です。

ノートをとることは自然と考える力をアップグレードしてくれます。

1日のおわりに20分でもいいのでやってみるといいかもです。

内容としては基本的に何でもいいです。

  • 朝の時間にブログを書いたら30分時間を短縮できた
  • 昼ごはんを食べすぎて昼に1時間寝てしまった

上記の通り。

1日の記録をつける感覚でOKです。

  • ①記録をつける
  • ②分析する
  • ③次どうするかを考える

この3ステップで「抽象的思考」を鍛えられます。

朝の時間にブログを書いたら30分時間を短縮できた
→朝の時間は効率が上がる
 →優先順位の高いものを朝に行おう

先ほどの例を使いました。

抽象的思考を使うと「朝は効率が上がる」というルールがゲットできます。

そしてそのルールをどうやって使うかも同時に考えると成長速度は2倍になります。

模索しながら試してみてください。

ブログを書く

ノートを取るとも似ていますが「ブログを書く」のも抽象的思考を鍛えるのには効果的です。

ブログを書くのには必ず「文章構成」が必要になります。

基本のかたちだと以下の通り。

  • 結論
  • 根拠
  • 具体例
  • 結論

先ほども少し触れましたが結論(抽象的)、具体例(具体的)です。

つまり文章を書くのは「抽象→具体→抽象」を行っているということになります。

意識したことはないかもですが小学生の書く感想文もカタチはこれと同じです。

  • 夏休みはとても楽しかった (抽象的)
  • 友達とプールに行った (具体的)
  • 花火大会に行った (具体的)
  • カブトムシを採りに行った (具体的)
  • だから夏休みは楽しかった (抽象的)

上記の通り。

文章を書くことは「抽象的思考」を鍛えてくれます。

ブログを書けば記事のストックもでき、収益化にもつながるのでムダがないですよね。

「抽象的思考」を高速で鍛えたかったら1番オススメです。

最後に:抽象的思考で応用力を鍛えましょう

さて今回は「抽象的思考を鍛えるコツ」というテーマで解説しました。

「抽象的思考」を鍛えると「応用力の高い人間」になれます。

身近にももしかしたらこのような人がいるかもです。

  • 何をやってもそつなくこなす
  • 行動がスマート
  • ムダがなく常に余裕がある

このような人が「応用力の高い人」です。

「抽象的思考」がうまいのですぐに上達します。

  • 日々忙しくてツラい‥
  • 1つの行動でも手間がかかる

上記のように感じていたら「抽象的思考」を鍛えてみると改善される可能性大です。

焦ることのない生活を手に入れるためにも実践してみてください。

それでは今回はこれで以上になります。
ありがとうございました!