努力の質を高める方法【ツラさは関係ない】
こんにちは、タクミです。
あなたは普段どんな努力をしていますか?日々の仕事をうまく解決するために本を読んだり、趣味のスポーツをもっと楽しむために動画を見て勉強したりしているかもしれません。
自分が今よりレベルアップするための行動は努力に当たります。もっと成長したいから圧倒的な量行動している人もいるでしょう。
ただ、努力には質も重要です。徐々に高めていきましょう。
ということで今回は「努力の質を高める方法」を解説していきます。
この記事を読んでもらいたいのが下記の方。
- 頑張っているのになかなか結果が出ない
- もっと少ない行動量でも結果を出したい
努力しているのに全く成果に結びつかないとモチベーションも当然落ちていきます。この状況にはある原因があるので詳しくみていきます。
それではいってみましょう!
努力しても変わらない可能性があります
努力するとなると当然そこには何かしらの結果を求めますよね。プロになりたいから毎日素振りをしたり、専門家になりたいから勉強したり。
ただ努力するときの注意点として下記の通り。
なにか結果を出すときにとにかくがむしゃらに頑張って結果が出るパターンもありますが大抵はうまくいかないです。努力には正しいやり方と間違ったやり方があります。
間違ったやり方を続けても結果は出ないです。それなのに永遠と疲弊だけしてそんな生活は嫌ですよね。自分の努力が正しいものか定期的に確認しましょう。
努力の「質」
努力には「量」と「質」が存在します。量に関してはイメージしやすいと思います。ただ、質というと少しイメージがしづらいですね。
努力の質はその努力がいかに結果に結びついているかで判断できます。少し具体例を見てみましょう。下記の通り。
〈質の低い努力〉
何も考えずにただ本をめくる
〈質の高い努力〉
その本の最重要点を抑えながら自分の必要なポイントを掴む
読書を例にしましたが、なにも考えずただ本をめくるのは質の低い努力ですね。逆に質の高い努力は自分にとって必要なポイントをしっかりと把握しながら読み、自らの成長に結び付けられているものです。
当たり前ですが、ただページをめくっても自分の成長には繋がりません。その本から何を得てそれをどう活かしたいのかまで考えられると、その努力は質の高いものになります。
つまり、質の高い努力の特徴が下記です。
自分が何をスキルとして身につけたいのかが明らかでない努力は質が低いです。どうなったら自分が成長できるのかがわかっていると自然と努力の質も高くなっていきます。
努力とツラさは関係ない
努力と精神的な苦痛はセットにされるものですが、よくある勘違いが下記。
この根性論がどこから生まれたのかはわかりませんが広く浸透していますよね。頑張ったとしても、結果に結びつくとは限りません。
自分がいくらツラかったとしてもその努力が結果に結びつくようなものでなければ(質が低ければ)報われないことになります。
具体例を挙げておきます。
マジメ優等生 Aくん
→「頑張れば結果はついてくる」思考
ひたすら睡眠時間も削って勉強
テスト:90点
地頭がいい Bくん
→「質の高い努力をすれば結果がでる」思考
教師の提示したポイント付近のみヤマを張って勉強
テスト:95点
努力の量がいくらすごかったとしてもその努力が本質に基づいてないものだと結果は出にくいです。逆に質が高ければ必要な努力の量も少なくて済みます。
努力の質を高めよう
努力するときにはしっかりとなんのための努力かを確認しましょう。質を高めれば間違いなく結果はついてくるようになります。
では、どうやって質を高めていくのか。ポイントが下記です。
成長するためには今どの部分が足りていないのかを明確にする必要があります。ライティングのスキルが足りないのに、本を読んでいてほとんど影響がないですよね。ライティングのスキルを向上させたいなら実際に文章を書く必要があります。
現状を分析してどの部分をレベルアップさせたら大きな結果に結びつくのか考えることができれば、努力の質は高まります。
足りない部分を分析し、何をしたらその部分をレベルアップさせられるのかを考え、実際の行動でも目的をしっかりと意識できていればOKです。
はじめは質が低いです
ここまで努力は質を上げないとなかなか結果に結びつきにくいというお話をしてきました。ただだからといって努力する量が少なくていいということではないです。ポイントが下記。
何かを始めようと思ってはじめから質の高い努力をするのは難しいです。なんせその分野においての知識が不足していてどこに到達すればいいのかという全体像が全く見えないので、なにをすればいいかもはっきりしません。
そんな状態でいくら考えても答えは出ないです。なので、まずは量こなしていきましょう。その分野での努力を積み重ねるうちにだんだん何をすべきか、どうやってやるべきかが明らかになっていきます。
上記の通りです。努力をするときにまず量こなしていくのは間違いないです。最初は圧倒的な数をこなしていって自分の中で全体的な知識を身につけましょう。
そうしていくうちに自分の足りない部分も見え始め質を高めていくこともできるようになっていきます。まずは量から、です。
最後に:努力が報われる確率は上げられる
さて、今回は「努力の質を高める方法」というテーマで解説してきました。ツラいことをすればそれだけ結果は良くなるという風潮はありますがそれは間違いです。
あるのは原因と結果だけ。正しい努力ができればそれはいい結果というフィードバックで示されるし、間違った努力をしていればそれが悪い結果というフィードバックで示されるだけです。
そして努力の質は高められます。どんな行動が今必要なのか考えることができればそれだけ結果にも結びつきます。
今がんばっているのになかなか結果が出ないという人は、あともう少しの辛抱です。量の壁を超えて質を高めることにシフトできたら間違いなく結果は出ていきます。日々は積み上げです。頑張っていきましょう!
それでは!!