読書はアタマを悪くするかもしれない【思考力】
こんにちは、タクミです。
あなたは普段、読書をするタイプですか?もしかしたら本が大好きで普段から読んでいたり、なにか壁にぶつかったら情報収集の一環として本を読んでいたりするかもしれません。
実際、読書はメリットしかないです。先人の知恵を自分のものとして取り込めたり、知らない分野に関してはわかりやすく入門書があったり成長するためのツールとして本は優秀ですね。
ただ、もしかしたら読書をすることである能力を失ってしまっているかもしれません。今回は「読書はアタマを悪くするかもしれない」というテーマで解説をしていきます。
この記事を読んでもらいたいのが下記の方。
- 読書をする上で効率よく成長したい
- 自分の考えをはっきりとさせられない
読書をしっかりと自分のものにする上で重要なポイントを抑えていくのでぜひ、参考にしてみてください。
それでは、いってみましょう!
読書はアタマを悪くするかもしれない
読書することがデメリットになりうると考える人はもしかしたら少ないかもしれません。ただ、そうなりうる可能性があります。ということで、結論から。
上記のとおりです。一般的にいいことづくめとされている読書は方法を間違えれば、能力を下げることになりえます。
考える力が弱まればそれだけ普段の生活においても自らいい選択をしていくことが難しくなりますね。以下で詳しくみていきます。
読書の恐ろしい一面
本を読むことを通して新しい知識を得るのに躍起になって大量の冊数本を読むことは決して悪くないです。むしろいいことですね。ただもしかしたら本を読むことの意味を履き違えているかもです。
上記の通り。
読書を通して知識を得るところまでは間違ってないですが、本を読むことの最終的な目的は得た知識を基に自分で考えることです。
自分で考えることをしないと、ただ知識を入れるだけでいざというときに使える形で取り出せないし自分としても成長しません。
昔のぼくは下記の行動をしていました。
当時は、これをすることによっていろんな知識が手に入り賢くなったように感じていました。ただ実際にはただ知識を入れているだけで、本質的に全くなにも変わってないです。
本を読むのって知的な気分に浸れるのでそれをするだけであたかも自分が成長しているかのような錯覚に陥ります。ここが本を読むときの1番怖いところですね。自分ではなかなか気づくことができないので、改善するまでに時間がかかります。
考える力は弱まっていく
本を読んでいて新しい知識を入れたら確かに少なからず変化はあります。新しい考え方を得ることで、自分の中のインプットは増えていきます。ただ、1つ注意しておきたいのが下記。
先人の知識を自分のものとして取り入れると、インプットが増えるのは確かです。ただそのインプットが増えたことに満足するとどんどん考える力は衰えていきます。
基本的に考える力は筋肉と一緒です。使う機会が少なくなり、全く負担をかけなければどんどんとその能力は落ちていきます。
そして読書をする上で気をつけなければいけないポイントがもう1つあります。それが下記。
本を書くのは基本的に何かの分野で優れている人物であるということに異論はないと思います。優れているひとの知識を本を通して学ぶのは確かにコスパが良いです。
ただその人が一般的にすごいとされていればされているほど僕たちはその考え方を鵜呑みにします。「このひとが言うんだったら間違いないだろう」と思考を放棄します。ここが注意しなければいけないポイントです。
重要なのはその考え方が合っているのか間違っているのか以前に、自分のアタマで考えなくなるということ。繰り返しですが重要なのでもう一度取り上げます。
読書をする人ほど知識を効率的に吸収しようとして考える時間を持たなくなります。考える力が弱ければそれだけ応用の利かない人間になります。
考えるのはツラいです
さて、ここまでは読書が考える力を弱める可能性について解説してきました。その中でも重要なのが考える力でした。自ら考えることをしないと何も考えずにただ物事をこなすだけの人間になっていきます。
人間がここまで発展してきたのも高度な知能を持っていたおかげですよね。考えることができなかったら大型肉食動物に捕食される側だったはずです。
確かに考えることは生活する上で非常に重要なんですが、一方である問題もあります。それが下記。
多くの人が自分のアタマで考えるということを嫌うように考えることはツラい作業です。目標達成のために戦略を立てたり、人に説明するために思い出したりいろんな場面で僕たちは考えています。
ただ、考えるのがツラいから戦略を立てずに思いつきで行動してみたり、思い出すのがツラいからGoogleで調べたりします。こんな風に見てみると今は考えることが必要ない世界に近づいているのかもしれません。
ただ、考える力がないと間違いなくずば抜けた人間にはなれないです。普通に生活する程度ならそれほど考えなくても問題ないですが、少しでも上に行きたいと思うなら考える力は必須です。
アタマを使いましょう
考える力をつけようと思っても、なかなかなにをすればいいかはわからないですよね。なのでまずは下記を意識しましょう。
日常生活においても考える機会はたくさんあります。まずはそういった機会に考えることを放棄せず、少しだけアタマを回転させてみましょう。
- 問題が発生したとき
上記の機会に遭遇したら少しだけアタマを使ってみましょう。少しづつでも考えることを続ければ力はついていきます。
考える際のアタマのプロセスは下記の通り。
カンタンに説明すると上記です。このプロセスの中で考えることになるポイントは「原因を突き止める」と「改善する」です。
問題が発生した時はなにかしら原因がそこに発生しますよね。まずは、なぜその問題が起きたのか突き止めましょう。
原因が突き止められたら次は改善する必要があります。どうしたら次からうまくいくか考えましょう。
答えは1つとは限らないのですぐに出して終わりとせず、粘って考え続けましょう。この粘りが思考の強さになります。
最後に:天才は考える力がすごい
さて、今回は「読書はアタマを悪くするかもしれない」というテーマで解説してきました。読書する時は、考えるフェーズがすっぽりと抜け落ちる可能性があるので注意しましょうというお話でした。
考える力が人間の1番の武器であることは間違いないです。多くの偉人が考える力に長けていたように考えることは最強です。
世界にはいろんな天才がいますよね。サッカーがうまかったり、ビジネスがうまかったりいろんな天才がいます。この天才たちは総じて考える力がずば抜けています。
人より多くのシーンで多くのことを考えているからこそ1つ次元の違うアウトプットが生まれその結果として成功します。
考える力は生まれつきではないです。使えば使うほど鍛えられます。自分は天才ではないからと放棄せず考えることにコミットした人は1年経ったとき全く違う自分に驚くことになると思います。
ぜひ、日頃から意識して鍛えてみてください。本当に全く違う未来になります。
それでは!!