圧倒的にスピードが上がる「目次」の読み方
こんにちはmioです。
- 本を早く読みたい
- 自分に必要な情報を見極めたい
上記のような悩みを持っている人は多いです。実際にぼくも1冊の本を隅から隅まで読んで時間をムダにしていたことがありました。
もう知っている情報なら飛ばして新たな情報を自分に取り入れたいですよね。
ということで今回は読書スピードがあがる「目次」の読み方というテーマで解説していきます。サラーっと読みがちな目次ですがここの読み方で本を読むスピードが大きく変わります。
本記事のテーマ
- 「目次」を読むと本が速く読める話
- スピードが上がる「目次」の読み方
上記のテーマで深堀りしていきます。
目次を注意して読めるようになると今までの何倍も1冊を読む時間が速くなるのでぜひ試してみてください。
「目次」を読むと本が速く読める話
結論からですが本を速く読むには目次の熟読が必須です。
目次を読んだ場合と読まなかった場合では本を理解度も大きく変わります。
目次は本の「地図」
本は基本的に1冊300p〜400pほどあります。300pもあればその情報量も膨大ですよね。
おそらくなんの区切りもなしにダラダラと文章を書いていても見にくいし、理解もしづらいです。
そのために本には目次があるというわけです。
上記の通り。膨大な情報量があってもどこになんの情報があるのかをピックアップしてくれるのが目次なんですね。
おそらく目次がなかったら本をなかったら本を1冊読むのも苦労します。
- どこを読めばいいの?
- 1冊の流れがわからない
上記の通り。目次がなかったら情報を見つけるのに力を奪われます。
目次があるからどこにどんな情報があるのかも把握できてスムーズに読む場所をチョイスできるというわけです。
目次があれば「飛ばし読み」が可能
本を速く読もうと思ったら「飛ばし読み」はある程度必須のことです。
- 自分の知っている情報を飛ばす(読まない)
- 必要ない情報を飛ばす
上記が飛ばし読みの特徴です。
基本的に本を読むのは「新しい知識を吸収するため」です。そしてさらに言うと自分に必要な新しい情報を吸収するためなのでここに該当しないものは飛ばしてOKです。
飛ばし読みをするためには「目次」が役に立ちます。繰り返しですが目次は本の地図なのでどこになんの情報があるのかが一瞬でわかります。
目次を読めば自分の読むべき箇所なのかもわかるので「飛ばし読み」が可能になります。
「目次」の熟読で1冊を読むスピードが速くなった話
ぼくは普段、目次の熟読をやっていますがやらなかったときと比べてスピードは速くなりました。
体感ですが30分くらいは短縮できていると思います。
繰り返しですが目次を熟読することの効果は下記です。
- 飛ばし読みが可能になる
- 全体的な流れが把握できる
上記の通り。この2つは本を速く読むためには必須です。
本を読んでいるときに次がどんな内容なのかわかっている状態なのか、まっさらな状態なのかではまったく違います。
目次は軽視されがちですが本を速く読むためには1,2を争う重要な箇所なので注意して読んでみてください。
スピードが上がる「目次」の読み方
ぼくが年間600冊読んできたなかで見つけ出したポイントがいくつかあるので簡単にまとめていきます。
目次自体はおそらく10分もあれば読めるので軽い気持ちでやってみるといいかもです。
「目次」で見るポイント
先程も少し触れましたが目次を見るときはポイントがいくつかあります。
いきなり目次を熟読しろなんて言われても何を意識して読めばいいのかわからないと思うのでリスト化します。
- 自分が知っているか
- どうか自分に必要かどうか
上記の通り。目次を読むときはこの2点に注目して熟読しましょう。
目次は15字程度の見出しから成り立っていますよね。そのなかで見出しを読んでいるとおそらくこれは知っているという情報があるはずです。
ぼくの場合、心理学の本は割と読んでいたので1冊を読んでいても重複する内容がいくつかありました。例えば基本的な用語とかですね。
このような内容はもう知っている情報なので飛ばしてしまってOKです。飛ばし読みをしていい箇所ということになります。
そしてもう1つ「自分に必要かどうか」という基準もあります。繰り返しですが本を読む目的は「自分が知らない情報」+(今必要な情報)を吸収することです。
もし知らない情報であっても今の自分に必要な情報でないなら吸収しても役に立ちません。
- SEOの勉強をしている →経営の本を読む
- 心理学の勉強をしている →筋トレの本を読む
- 経済の勉強をしている →コミュニケーションの本を読む
上記の通り。まったく意味がないとはいいませんが効果は薄いですよね。
「自分が知らない」+「今必要な」情報を吸収することを意識してみてください。
迷ったら読まないでOK
とはいえおそらく本のページを飛ばすことに抵抗があるかもしれません。
- もしかしたら自分が知らない情報かもしれない
- もしかしたらなにかの役に立つかもしれない
上記の通り。ぼくも最初はこのように悩んでいました。
確かに読まなかった箇所にとてつもなく重要な情報が書いてあったらどうしようと思う気持ちもわかります。
なのでそんなときは考え方を変えましょう。
上記の通り。読むかどうか迷ったら読み飛ばしましょう。たいていですが迷った場合、重要な情報が書いてある可能性は低いです。
そしてもしそこに重要な情報が書いてあったとしても、それを上回る量の情報を新しい本を次々読んで手に入れた方がコスパはいいです。
最初は飛ばすのも勇気がいりますが迷ったら読み飛ばしてしまいましょう。
+α:本の理解度をさらに高める方法
ここからはさらに理解度を高めたいという方は参考にしてみてください。そうでない方は読み飛ばしてOKです。
目次は本の地図だとお話しました。1トピックの内容が短い文章でまとまっていますよね。
この性質をもとに「理解度」を高めることができます。具体的には下記。
- 目次を読む
- 1つの目次からトピックの内容を書き出す
- 1章分やってみる
上記の通り。
目次には本の大まかな流れがギュッと詰まっています。
これをもとにどんな内容が書いてあったか思い出して情報を書き出してみましょう。
簡単なアウトプットですが本の内容が理解できていないと目次からふくらませることができないので理解度を高めるいい練習になります。
1章分だと20分〜30分程度です。これをやるだけで本の内容理解はかなり高まるので気に入った本や学びの多かった本でやってみるのをオススメします。
最後に:読み方を知れば読むのがカンタンになる
さて今回は読書スピードがあがる「目次」の読み方というテーマで解説しました。目次を意識して読むと1冊を読むスピードも上がるのでぜひ参考にしてみてください。
よく本を読むのが苦手という方がいますがもしかしたらそれは方法を知らないだけかもしれません。
目次の読み方もその一部ですが読み方を知らないと当然ですが速く読むのは難しいです。ただ逆に言えば読み方さえある程度理解してしまえばカンタンに読めるようになるということです。
1つ1つ意識して変えていくと本を読むのも得意になっていきます。まずは目次を熟読することからはじめてみてください。
それでは今回はこれで以上になります。
ありがとうございました!