基準を高めるには数値化がオススメな話
こんにちは、タクミです。
人生において「基準を高めること」ができればやれること、自分の能力は加速度的に上がっていきます。基準を高めることは成長するのに必須です。
誰でも自分の中にある程度の基準はもってますよね。
読書を例に挙げると、下記の通り。
- 基準の高い人→「20分で70p読もう」
- 基準の低い人→「20分で30p読もう」
当然ですが前に進みやすいのは前者ですよね。しかし基準を高めるのには問題があります。それが「習慣化しにくい」ということ。
ということで今回は基準を高めることがカンタンになる方法について解説していきます。この記事を読んでもらいたいのが下記の方。
- 今いる環境でトップになりたい
- 周囲から注目を集める人物になりたい
ぜひ、参考にしてみてください。
それではいってみましょう!
基準を高めることのメリット
基準を高められれば当たり前ですがその成長速度はエグいです。同じ環境にいる人の何倍ものスピードで上に行くことができます。
基準と行動がセットになっていればトップになることは難しくないです。ただ難点として基準の高い状態をキープするのは難しいので以降で詳しくみていきます。
基準を高めるって?
まずは基準を高めるとはどういったことなのか把握しましょう。基準と言ってもイメージが湧きにくいですよね。
上記のとおりです。基準は自分に与えるハードルと言い換えられます。どれだけ自分に対して高い目標を課しているかということです。
はじめにも取り上げましたがもう一度みてみましょう。
- 基準の高い人→「20分で70p読もう」
- 基準の低い人→「20分で30p読もう」
読書するときの例です。
基準が高い人は「20分で70p読む」という目標を掲げているのに対して、基準が低い人は「20分で30p読み」という目標を掲げています。
当然ですが20分で70pを読むほうが負担の大きいことであり、それだけ基準が高いと言えます。
基準の高さに実力は関係ない
基準の高さについて考えるときに重要なポイントがあります。それが下記。
高い基準を自分に課したらそれだけ達成するのも難しくなります。もしかしたら自分で掲げた基準を達成できない可能性もあります。
ただそれでOKです。全く問題ないですね。高い基準を自分に課すということの本質は1つだけです。
上記の通り。現在の自分よりも成長するために高い基準を課しているので達成できなかったとしても全く問題ないです。
というよりも高い基準を課し続けてたら自然と達成します。人間には適応能力があるので高い基準を持ち続けていたら段々と「基準を達成する」方向に向かっていきます。
なので実際に達成できなくても問題ないです。ただ、絶対に達成すると思いながら行動することができなければ意味はなくなるので気をつけましょう。絶対に達成すると思っていたけど今回は達成できなかったという状態ならOKです。
基準を高めれば成長体質になる
さて、次に基準を高めることのメリットをみていきます。まずは結論から。
基準が自分に与えるハードルということはお伝えしたとおりです。このハードルを上げることが習慣化していれば人の何倍もの速度で自分を引き上げることが普通の状態になります。
つまりどんな環境にいても成長でき、トップになれる確率が高くなるというわけです。自分に課す基準を高く保つことができれば1人だけ圧倒的な成果を出すことも可能になります。
基準を高めるには数値化がオススメ
基準を高めることができなおかつその状態をキープすることは難しいです。ぼくも経験していますが、よくあるパターンです。
本を読んでめちゃくちゃやる気になる
→寝る
→次の日、いつもどおりの日常
こんな感じで睡眠リセットが起きるのでどうしてもいい状態をキープするのは難しいわけです。そのあたりも含めて以降で解説していきます。
前提条件:キープが難しい
基準の高い状態をそのまま保つことができればそれで問題ないですが、なんせその状態をキープして習慣化レベルにするのは難しいです。
人間はなかなか変わりづらいです。1度決心してもしばらくするともとに戻っていたということがあるように、変化するのは難しいんですね。
ただだからといって変わるのが不可能というわけではありません。基準を高めていくのにも方法があります。
まずは、なぜキープが難しいのかをみていきます。
下記の通り。
基準を高めるといっても正直それは明確でないですよね。なにをどの程度のレベルでやるのかというのが誰でも判断できる状態担ってないので行動に手間取ります。例えば下記。
これだと結果的にどの程度読めばいいのかわからないですね。この状態だと終わったあと自分ができていたのか、できていなかったのかもわからずあいまいなので継続できません。
基準は数値化する
ということで、ここが今回の主題です。基準があいまいだと習慣化できず結局もとの日常に戻ってしまいます。
上記の通り。これが結論です。
あいまいな基準は数値して把握するようにしましょう。数値というのは、誰がみても同じです。このレベルまで落とし込めると継続もしやすいです。
先程の具体例をみてみましょう。
このような基準でした。これだとあいまいなので数値化します。
この基準だと把握しやすくなります。前回20分で読めたのが30pだったら今回は少しだけレベルアップして35pを20分で読むという基準を課すわけです。
さらに、基準を数値化するともう1つ利点があります。
それが下記。
基準が数値化されていると成功だったのか失敗だったのかもわかりやすくなります。20分で35p読むとしてそれ以下だったら失敗とわかるし、それ以上だったら成功だとわかりますね。
成功したら次はもう少し基準を上げればいいし、失敗したら改善してみるという次の行動にもつながりやすくなります。
最後に:数値化は何にでも使える
さて、今回は基準を高めることについて解説しました。基準が高められればその環境で圧倒的な成果を出すことも可能になります。
例えば読書のノルマが1週間で1冊だったとします。それがグループ内での基準です。その中であなただけはグループの基準ではなく、自分の基準をもっていたらどうでしょうか。
グループのメンバーはずっと1冊なのに対してあなたは4冊、5冊とどんどん冊数を伸ばしていきます。そうなれば当然、圧倒的に成長していくのはあなただけになります。
つまり、周囲と同じ基準でなく自分なりの高い基準をもって行動すればそれだけ上に行くのも早くなり、圧倒的成果を出せるというわけです。
ぜひ、数値化してあなただけの基準を持ってみてください。
それでは!