大学生が本当に読むべき良書10選【大学生は本を読むべき】

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こんにちは、mioです。

大学生になり本を読もうと思っても「一体なにから読めばいいの?」「本の選び方がわからない…」などの悩みはつきまとってきますよね。

この世の中にある本の数は膨大なので正直なところどんな本を読めばいいのかわからないというのは当然のことです。

ということで、今回は年間読書量600冊を達成したぼくが読んで良かったと思う本を10冊紹介します。良書自体はもっとあるのですができる限り選ぶ負担はないほうがいいと思ったので本当にいい本だけを紹介します。

それではいってみましょう!

大学生が本を読むべき理由

本の紹介の前にまずは読書をするべき理由について抑えておきましょう。理由がわかっていたほうがモチベーションも上がるので読書をするのも苦じゃなくなるかもです。

理由は2つあります。それが下記。

  • 多くの大学生は本を読んでいない
  • すべての基礎が身につく

以下で詳しく説明していきます。

多くの大学生は全く本を読んでいない

事実として約50%の大学生が1ヶ月に読む本が0冊というデータがあります。約半分の学生が全く本を読んでいないわけです。

確かに大学生活では「遊び」に重点が置かれがちですよね。飲み会だったりサークルだったり、そのほうが楽しかったりするのでその時間を削って本を読もうとする人が少ないのにも納得です。

しかしこれを少し視点を変えてみてみるとあることがわかります。

多くのひとが読んでいないなら読んだらそれだけで価値は高まる

上記の通りです。
本を読めばいろんな知識が手に入りますよね。つまりはポケモンでいう「わざマシン」みたいなものです。

本を読んで新しいワザ(知識)を身につけることで周りから一目置かれる存在になることだって可能です。プレゼンの本を買ってそのワザを身に付けたらあなたのプレゼンレベルは周りよりも1高くなるわけですね。

つまり本を読むことは周りがやっていないぶんあなただけが価値を上げるチャンスになるということです。

すべての基礎が身につく

一般的な本に対するイメージは「つまらない」「読んでもなんの役にも立たない」などが多いと思います。しかしそれは大学で自分の興味がない本を読まされたりしていたことが原因であって、実際には本はめちゃくちゃ役に立ちます

会話が苦手な人は「会話術」に関する本を買えば少なからず上達しますし、インターネットに関する知識がない人は「インターネットの入門書」を買えばわかりやすく理解することが可能です。

どんな問題でも大体はこれまでに解決されていてその解決法が書かれているのが本なので役に立たないわけがないですね。

本を読むことはメリットしかないとおぼえておきましょう。もし暇で時間を持て余しているなら読書をするだけでも周りと大きく差が付きますよ。

大学生が本当に読むべき良書10選

ではここからは実際にぼくが読んで大学生のうちに読んでおいてほしいと感じた良書を紹介していきます。大量に紹介すると実際にどれを読むべきか悩むことになると思ったので厳選したものを紹介します。

①:サピエンス全史

この本は「人類がどうやって発展してきたか」について人類学的観点から考察している本です。正直なところ「人類の歴史とか興味ないです…」という方はたくさんいると思います。

ただ実際に読んでみた感想としては「めちゃくちゃおもしろい」でした。人類が発展してきたプロセスを詳しく解説しているので「世界の構造」がわかるようになります。

具体的には経済だったり、宗教だったり。人間がどうしてここまで大きなコミュニティを作ることができたのかも解説されているので読んでみるといいかもですよ。

②:人生は運よりも、実力よりも勘違いさせる力で決まる

この本は有名なブロガーであるふろむださんが書いたものです。内容としては「実際にできるかどうかよりも、できるように見えることのほうが重要」というもの。

周りを見てみるとわかるかもですが実力はそこまでないのになぜか良い待遇を受けている人っていますよね。その人は自分が優秀なように見せるのが得意なんですね。

例えばマーケティングのスキルを持っているとして周りにそのことを示していなかったらマーケティングのスキルは持っていないのと同じです。

これと同様に自分を優秀に見せることがうまければ実際にそこまでスキルがなくても待遇は良くなるよという原理です。

ただ一方で問題もありそれが「実際にスキルがなかったらいずれそれがバレるんじゃないの?」ということ。この問題に対する回答も解説されているのでぜひ1度読んでみてください。

③:1秒でつかむ 「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

この本はTV番組のクリエイターである高橋弘樹さんという方が書いた本です。この方は「家、ついていってイイですか?」という番組を制作していてもしかしたら知っている方もいるかもですね。

この本は「予算がない中で最高に面白いコンテンツを作るための方法」を独自の視点から解説しています。どうやって他のコンテンツと差別化するか、全くオリジナルの新しいものを作るにはどうするのか詳しく解説されています。

正直この本は普通の本と全く違います。読んでいて新しい読書体験だと感じました。本自体は割とページ数があるのですが文字通り見たことないおもしろさでパパっと読んでしまいました。オススメです。

④:メモの魔力

この本は有名なので知っている方は多いかもしれません。動画配信サービスのSHOWROOMを作った前田裕二さんが書いた本です。

タイトルからは一見ただのメモ術なのかな?と思ってしまいますが全く違います。日常の中で何を感じてそこから何を学ぶのかというのは体系的に解説しているので、内容はかなり本質的です。

おそらく人生のどの場面でも使える内容になっていると思います。例えば、あるアイドルが急激に人気を上げてきたとします。そこで「すごいな〜」で終わってしまうのではなく、どうして人気を上げたのかを分析し、自分にも使える学びとして吸収するまでのテクニックを解説しています。

人よりはやく成長したいという方は間違いなく読むべき1冊です。

⑤:原稿用紙を10枚書く力

大学生になるとレポートは確実と言っていいほどよく出されるようになりますよね。高校までレポートを書く経験がほとんどなかった人からすれば3000字がとてつもなく多く思えます(実際ぼくはそうでした)。

この本はなかなか文章を書こうと思っても文量が多くならないという人にオススメの本です。どんな人でも原稿用紙10枚を書けるようになる方法が解説されています。

書く力は社会に出てからも絶対に求められるのでこの本をはじめに読んで長文を書くコツを身に着けてしまうといいかもしれませんね。

⑥:LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

この本はこれからの時代をどうやって生きていくのかについて考察している本です。本の中で何度も言われるのが人生100年時代になるということ。寿命が伸びてAIが発達し働き方が変わると筆者は述べています。

終身雇用も当たり前ではなくなるので自分のこれからの人生をどうやって攻略していくのか考えるのに役立つ本です。

1つだけポイントを挙げると「学び続けること」が重要と記述されています。1度職についたら人生安泰みたいな風潮はなくなるので、自ら学んで新しい環境に飛び込むことが必要とのこと。

これからガラッと変わる生き方を学んでおきたいという方にオススメの1冊です。

⑦:経済ってそういうことだったのか会議

大学に入るまでって正直なところ経済についてはあまり学んでこなかったと思います。社会でちらっと勉強したかもしれませんが実際にどのように経済が動いているのかはあいまいですよね。

ただ、かといって経済を学ぶのは複雑で難しそう…という方にオススメなのがこの本です。特徴としては対話形式なのでかなりわかりやすいです。

コンセプトも経済を1からわかりやすく学ぶというものなので経済について学んでみたいと思う方はまずこの本から始めてみるのといいかもです。

⑧:Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

みなさんもこれまで小中校と「学習」を長い間続けてきたと思います。その中で自分なりの方法を身につけたり、先生に教わったりしてきたと思いますがこの本はそんな「学習」をテーマに解説しています。

学習には一定のルールがあってそのルールを守ればどんな人でもスイスイ上達できるようになるということ。

ポイントはこれが勉強だけでなくスポーツにも適用できるということ。つまりは上手い、下手があることにはすべて適用できるということになります。

物事をすばやく身に付けて結果を出せる人間になりたいという方にオススメの1冊です。

⑨:ファスト&スロー

脳の仕組みについて解説している名著です。ダニエル・カーネマンというノーベル賞を取った心理学者が書いています。

この本は、脳が普段判断を下すときどんなことを元にしているのかについて書いているのですがその中でもわかりやすいのが「ハロー効果」です。

ハロー効果とは人のことを判断するときに、強烈な特徴を判断の材料にしてしまうことです。つまり明るい挨拶ができて、スタイルが良くて、真面目そうな印象なら優秀だと判断してしまうということです。

優秀かどうかに挨拶やスタイルは関係ないのですが脳は暗い人より明るい人を、スタイルの悪い人よりいい人を優秀な人間だと判断する傾向があります。

このような「認知」の仕方について解説していて日常生活で使える知識もあるので興味がある方は一度読んでみることをオススメします。

⑩:トップ1%に上り詰める人の頭の中身 必ず結果につながる「思考の習慣」

この本はぼくが読書を始めてかなり初期に読んだ本ですが何度も読み返しています。内容はトップ1%の人材が日頃何を考えて行動しているのかをストーリー形式で解説しています。

よく天才と言われる人がいますがそのような人たちがどんなことを考えて実行に移しているのかを真似することができれば自分が成果を出すのも可能になります。

そしてトップにいる人たちの考え方には共通点があるのでこの本を最初の1冊にしてその考え方を1度吸収してしまうと人生がイージーモードになるかもです。

本当にオススメなので立ち読みからでも読んでみてください。

最後に:大学生は本を読むべき

さて今回は「大学生が本当に読むべき良書10選」ということで解説しました。大学生はホントに本を読むべきです。

何より大学生って意外と時間がありますよね。おそらくこの先の人生でここまでまとまった時間を取れるのは大学生活が最後です。

そしてその1割だけでも本を読む時間に使ってみてください。おそらく3ヶ月もすればその効果が実感できるはずです。周りが考えていることよりも1段上の視点で考えられるようになり1つ上の世界にいけます。

それだけ本が持っている力は強力です。

今回は人生に不安を持っていたりこれから何をしたらいいかわからないという方に向けて読んでほしい10冊を紹介しました。これを読むだけでも自分の人生の見え方が変わるはずです。

ぜひ1冊からでもはじめてみてください。

ということで今回はこれで以上になります。

見ていただきありがとうございました。