読書のコツは「要点」を掴むことです【速読】
こんにちは、タクミです。
ぼくは、普段月50冊程度の本を読むことを心がけています。割と速いスピードで本を読むことができるわけですが、はじめはヒドかったです。
時間がかかる時は、一週間経っても読み終わらないなんてザラにありました。
そこで、今回は読書をする際のコツについて解説していきたいと思います。
この記事を読んでもらいたいのが下記の人。
- 本を読むのが遅すぎて読む気がなくなる
- どうやって本を読めばいいかわからなくてなかなか手を付けられない
- 忙しくて本を読む時間がない
読書はコツさえ掴めばどんどん成長できるレベルアップの種です。ガンガン活用していくことをオススメします。
それでは、いってみましょう!
読書のコツは「要点」を掴むことです
さて、早速ですが結論から話します。それが下記。
- 要点を掴めれば8割成功
読書に対してはいろんなイメージを持っていると思います。難しい、退屈などのイメージが多いと思いますがそれらはある1つのことが原因になっています。
- 時間がかかる
時間がかかることはそれだけで人間は遠ざけたくなってしまいます。時間がかかればそれだけ労力がかかって、めんどくさいと感じやすくなりますからね。
そのため、読書をする際に時間がかかるのはいいことがあまりないです。忙しい場合は、読書に割く時間も限られてますからね。
そんなときに意識してもらいたいのが「要点」を掴むことなんですね。これが、できればいくつものメリットが享受できます。
- 本を読むのが速くなる
- 重要な点をしっかりと理解できる
- 実際の生活に活かしやすい
上記の通り。いいことしかないです。
すべて吸収はコスパが悪い
多くの方は、読書をする際にめんどくさいと感じます。そして、その原因の1つとなっているのが「時間がかかること」だとお話しました。
では、なぜ時間がかかってしまうのか?その根本部分を理解していきましょう。大きな理由の1つが下記です。
- すべて吸収しようとするから
この考え方を持っている人は多いんじゃないでしょうか?せっかく買った本なんだからそこに書いてあることはすべて理解しよう、吸収しようとしてしまう。
たしかにその気持ちもわかるんですが、最速成長を目的とした読書においてこれはあまり効果的ではないです。その理由が下記。
- 重要部分は多くても全体の20%
1冊の中で重要だとされる箇所は多くても2割程度です。そのため成長の観点から見れば、重要部分をおさえて次の本に進むというほうがコスパが良いです。
カンタンにまとめておきます。
〈4時間かけて4冊の「要点」を掴む〉
・どちらのほうが成長できるか?
読書の目的=欲しい情報を得ること
次に、なぜ読書をするかについても少しお話しておきます。といっても、読書の目的なんて人それぞれですよね。
小説を読むのであれば、ストーリーを楽しみたいとか、非日常を体感したいとか。いろんな目的があると思います。
ただ、ここでの目的は「成長すること」です。
基本的には、もっとレベルアップするための読書の方法をお伝えしています。そう考えたときに、読書をする1番の目的が下記です。
- 欲しい情報を得ること
なんの目的もなく読書をするのと、得たい情報があって読書をするのとでは吸収率が違います。そして、その際に役立つのが「要点」を掴むことです。
そもそもの話ですが、本1冊で言いたいことって大体同じことだったりします。ある1つの大きなことを言いたいがためにいろんな具体例を出したりしているわけです。
それであれば、この本質部分さえ理解することができればその本を買った分はもう取り返しても同然です。
読書をするときには、なんの目的も持たずにダラダラと読むのではなく得たい情報を明確にしてから読むとそのスピードも上がります。
「要点」を掴むコツ
ここからは、具体的にどのように読書をするのがいいのか解説していきます。まずは、復習から。
- 読書をするときは「要点」を意識する
上記の通り。読書をするときは、重要な20%を自分のものにすることを心がけましょう、ということでした。
では、その20%をどうやって拾うのか。2つのポイントがあります。
- 全体を把握する
- ガンガン飛ばす
以下で順に解説していきます。
全体を把握する
1冊の本の構成は大体下記のようになっています。
目次
本文
おわりに 』
この中で読むべき重要な箇所があります。それが下記です。
- はじめに
- 目次
- おわりに
ここはしっかりと目を通すことをオススメします。というのも、この部分は著者の考え方がかなり反映されていて、どんなことが書いてあるのかを掴む際に大きなポイントになります。
それぞれ、読んでいくわけですがどこに着目するべきかがわからないと思います。最初は以下のことを意識してみてください。
- 著者の考え方
- この本から新しいことは得られそうか
- この本がなにを主張しているか
- 自分の知らないポイントはどこか
少し、多くなりましたが上記の通り。このあたりを意識できれば、質の高い読書につながります。あくまで、全体を把握するためということも忘れずに読み込みましょう。
ガンガン飛ばす
一見なんのことかわからないかもしれませんが、「飛ばし読み」をするということです。「飛ばし読み」というのは、本文すべてをしっかリ読むのではなく必要だと思った箇所を重点的に読むスタイルです。
まさに、今回のテーマ通りの読み方なわけですが意識するのが「重要な20%」を拾うこと。基本的に、重要な部分はある部分に集約しています。それが下記。
- 本文の最初、最後
1冊の本を見ると1章、1節と分けられています。この1章、1節の最初と最後の箇所には重要なことが書かれていることが多いです。
「あれ?」と感じた方は勘がいいかもしれないです。先程お話した「はじめに」と「おわりに」も同様に最初と最後ですね。
どこに注目して読めばいいかわからないという方は「はじめ」と「おわり」に当たる箇所を読んでみると重要な箇所を掴みやすいかもです。
そして、もう1つポイントがあります。
- 読み飛ばすこと
1冊の本を効率的に読むためには、読み飛ばすことは重要です。ただ、その方法がわからないという場合もあるかもしれないので、ここで少しだけお話します。
読み飛ばしていい情報が下記です。
- 知っている情報
- 今の自分に必要ない情報
この部分にあたったらガンガン飛ばしましょう。
当然ですが知っている情報であれば、すでに得ているということなので飛ばすのに問題はないですね。
ただ、今の自分に必要ない情報となると少し難しいかもしれません。どの程度がいまの自分に必要なのかは曖昧で、判断しにくいですね。
なので、そんなときは以下のポイントで判断してみてください。
- この本から何を得るか
これは先程お話した読書の目的に通じる部分です。あらかじめ、その本からなにを得るのか決めておきましょう。そうすれば、その目的に応じてガンガン飛ばしていけます。
最後に:本質が最重要
よく巷では、細かいテクニックやノウハウに関する情報が溢れてますが、それらの情報にはほとんど価値がないです。
価値がないというと少し語弊がありますが、それらのノウハウやテクニックはすべてマインドなどの本質的な土台がしっかりしていてはじめて効果が発揮されます。
わかりやすい例でいうと下記。
→耐えきれず、自分から連絡してしまう
モテ男子がやるLINE放置
→マインドがしっかりしてるから余裕があり、効果絶大
極端ですが、こんな感じです。同じことをしても本質を捉えているかそうでないかで大きく結果が変わります。
なので、この記事を読んでいるあなたに伝えたいことは下記です。
- 細かなテクニックよりまずは本質を押さえる
本質部分がしっかりしていれば、応用がきくので多くのシーンで対応できます。ぜひ、この部分はしっかりと意識してみてください!
それでは!!