理解したいなら7回読みましょう【読書の裏技】
こんにちは、タクミです。
あなたは普段、難解で全く理解できない本を読むことってありますか?難解とは言わないまでも、理解するのがスムーズに行かないなんてことはあると思います。
ただ、そんな本であってもあることをすればほとんど確実に理解できるようになります。読書していくにつれて読む本のレベルも上がっていくと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
ということで今回は「本を確実に理解する方法」というテーマでお話していきます。この記事を読んでもらいたいのが下記の方。
- 本を読んでも内容がほとんど理解できない
- 難しい本の読み方がわからなくて放置している
- 本をもっと深く理解してみたい!
有名な古典などは読むのが難解なぶん学びも大きいです。この機会に読み方を身に付けておくとラクかもです。
それでは、いってみましょう!
7回読みましょう
まずは結論から。
下記のとおりです。
読書して、その本の内容をもっと深く理解したいと思ったら7回読みましょう。7回読むことができれば基本的にはその本の内容はだいたい頭に入ります。
7回読んだら理解できる
これは、ぼくの実体験でもあるんですが7回読んだら大抵の本は理解できます。当然ですが、回数を増やせば増やすほどその理解度は上がっていきますよね。
読む本の種類によっても変わってきますが、ぼくは本の本質部分を理解して取り入れることを目的にしています。なので、パラパラーっと読んで大事な部分だけ吸収するスタイルなんですが、本のレベルが上がるとなかなかそうもいかなくなります。
そこで、取り入れたのが複数回読むという方法です。
内容が濃い本のときは一度通しで読むだけでは足りなかったりするので、この方法を取っています。
ここで、抑えておきたいポイントが下記。
7回同じ本を読む経験ってなかなかしないと思います。どんなに気に入った本でも3,4回繰り返し読む程度でしょう。
ただ、7回読むと理解度が全く違います。どんなに難しい本でも内容が理解できるレベルまで行くので、ぜひ一度やってみてください。
7回読むと情報がつながる
じゃあ、なんで7回読むと理解度が増していくのかについても解説しておきます。結論が下記。
読書って基本的に情報を自分の中に入れていく作業です。そのときの集中度によってもどれだけスムーズに情報が入るかは変わってきますよね。
具体例は下記。
- 頭がスッキリしている朝→スルスル入っていく
- 頭が疲弊している夜→理解が鈍る
こんな感じで、本に書いてある内容をいかに自分の中で整理して論理立てられるかが読書のプロセスです。
わかりやすい本であれば、そこまで考えなくとも論理の構造がわかるので理解するのがカンタンです。ただ、少し複雑な論理構造をしている本だと頭の理解が追いつかず自分の中で整理できなくなります。
そんなときに、7回読むことが有効なわけです。
つまりは、自分の中に蓄積する情報量を増やすわけです。1回目にわからなかった部分を2回めに新たな情報として取り込み、3回目でまた新たな情報を取り込むといった感じです。
このスタイルだと、1回読むのに比べて段違いの情報の量を1冊から得られます。そして重要なポイントが下記。
つまり、本の内容を自分の中で整理しやすくなるということです。
具体例を1つ挙げます。
- 原作を知らない映画
- 原作の知識がある映画
どちらのほうが深く内容を理解できそうですか?
おそらく後者ですよね。持っている情報量が多ければそれだけ頭の中で整理しやすくなります。
7回読書を実践するには
ここからは、具体的にどうやって7回本を読むことを実践していくのか解説します。まずは、全体を通してのポイントです。
7回読むということは、言い換えれば1回読むのに比べて少し集中度を落としても問題ないということです。
毎回集中度を高く保ちながら7回読むなんてそれこそやりたくなくなりますよね。7回読むチャンスがあるくらいに捉えて、気楽に読みましょう。
本質を捉える
まずは、抑えてもらいたいポイントから。
下記の通り。
これは、読書全般に共通することです。
読んでいる本がどのようなことを主張したくて書かれているものなのか理解しなくてはいけません。これが理解できればその本の大部分は吸収したことになります。
本を読んでいると、ただ情報を自分の中に入れるだけでどんな意図で著者がその1文を挿入したのか、結局何がいいたいのかという部分まで意識がいかなくなります。
本を読むときにおいてまず理解すべきなのが著者の主張(なにが言いたいか)なので、ここは常に意識するようにしましょう。
1回ごとに目的を変えよう
7回読むとなると回数に目がいって読むこと自体マンネリ化しがちです。そこで、7回読書をするときの注意点が下記。
複数回本を読むときにはこのポイントは重要です。
目的があれば、その1回毎に得る情報はどんどん増えていきます。
具体例も挙げておきます。
2回目:著者の主張把握
3回目:疑問、反論を出す
︙
こんな感じです。
1回毎に目的を変えて読めばそのぶん新しい視点から読書することになるので、全く違った発見をすることにも繋がります。
読書をする目的は人それぞれ違うと思うので、自分にあった読み方を1回毎にしてみると広く深い視点が得られるようになりますよ。
知らない単語は積極的に調べよう
今回は本を理解するというのがテーマです。本を理解する上で必須レベルで行ってほしいのが下記のこと。
難解な本を読むとなれば当然今までに見たことのない単語、意味のわからない単語は出てきます。そんなときにその単語を飛ばして次の1文に行ってしまうパターンは多いです。(ぼくもやってました)
ただ、これをやると理解度がかなり低くなることに繋がります。単語がわからないだけで1文の意味を捉え違えることもありえます。
なので、積極的にわからない単語は調べていきましょう。手元にスマホを置いて辞書のページを開いておけば集中を損ねることなく調べることも可能です。
日常生活でもそうなんですが知らないことをそのままにしておくか、知らないことをすぐに調べるかで全く知識量が違う人物になります。手間もそんなにかからずに、いいことしかないのでぜひ習慣化してみてください。
最後に:誰でも理解は可能
難解な本を目の前にしたとき「こんな本読めないよ…」と感じてしまうかもしれません。「自分には理解力がないから読むのはやめておこう」と思うかもしれません。
ただ、この7回読書であればどんなに本を読むのが苦手でも内容が理解できるようになります。そもそも理解できないということ自体、思い込みだったりします。
理解できないスタンスでいればその方向に進むし、理解できるスタンスでいれば割とできたりします。すこし精神論的な部分ですが「自分には理解力がある!」と思い込んで本を読んでみてください。
本を読んで1度でも理解できたという成功体験を積み重ねれば、モチベーションにも繋がります。
これからも記事で情報は発信していくので、「できるスタンス」で挑戦してみてください。人間の能力に差なんてそこまでないです。
あるのは「積み重ね」と「考え方」だけ。
ぜひ、7回読書挑戦してみてください!
それでは!!